ポケット映画館

ちいさくまとめた日々の出来事と映画について。毎週水土更新、毎月1日は映画の雑談。

『はつ恋』あの時は、なくても何とかなった

スマホってほんと便利。電話もメールも出来て、ネットも出来て、地図もあるし、本も読めるし、映画も見れるし、ゲームも出来る。

 

スマホない時代の海外旅行なんて地球の歩き方片手に珍道中。友達と二人でイタリア行った時もトラブルの連続で。でもまぁ、それはそれで大爆笑しながらの旅で楽しかったけどね。

 

あの頃は人に聞かないと何も解決しないので、たくさんの人と交流があったな。ただ、でもほんともうスマホ無いと困るけど。

『はつ恋』

携帯電話が普及していない時代の映画。母親(原田美恵子)の病気と母のオルゴールが繋ぐはつ恋のお話。娘の聡夏(田中麗奈)はオルゴールから出てきた手紙と写真を見て、母のはつ恋の彼(真田広之)を探すのだが、現れた藤木は小汚い中年。感動の再会をさせたかった聡夏は藤木を無理矢理ジムやエステに連れ回すのだった。とまぁ、髪型と服装で小汚さは出てるけど、そして聡夏も言ってたけど真田さん元がいいから一瞬でイケてる中年に変身した。しかも着替えシーンで筋肉ムキムキだったし。とにかく二人のやりとりがずっと可愛くて仕方なかったな。そして、麗奈ちゃんもちょっと気の強そうな感じの顔つきがとても良い。なっちゃん大好きだったなと懐かしくなった。そうそう、作中は携帯電話がないから、行き違いがあったりリアルで連絡取れなかったり手紙でやりとりしたり、切なさもあるけど何だかあったかくて良い映画でした。

 

スマホは便利だけど、画面ばっかり見てないで目の前の人も大切にしていかないとね。

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